イオンシネマワンダーでマーティン・スコセッシ 監督のギャングオブニューヨークを見ました。今年初めての映画鑑賞であります。予備知識なしで見ましたが、歴史大作という趣で、けっこう楽しめました。ダ ニエル・ディ=ルイスがいい味だしてます。GOTO的には、★★★★でした。(GOTO)
この映画の予告を見た時、「ダニエル・ディ=ルイス」と 「アイルランド」の組み合わせに、思わず、ドキドキしてしまった私。何故かというと、デイ=ルイスは、父が一度は棄てたアイルランド国籍を1987年に再 び取得するほど、アイルランド人であることにこだわった人だから。北アイルランド紛争での実話を描いた「父の祈りを」は、そうした背景を持つ彼が主演した ことで、意味深さが増した作品だったかと記憶している。今回、アイルランド移民と対立する人物として出演する彼の心境はいかなものかと、あれこれ推測する のも、私的には、いとおかしな感じ。ちなみに「父の祈りを」ではボノが、この作品はU2が主題歌を担当している。ボノはU2のボーカル、U2はアイルラン ド出身のグループ。
それ以上に予告で「ほぉ」と思ったのは、監督がマーティン・スコセッシなこと。「タクシー・ドライバー」「アフター・アワー ズ」「ニューヨーク・ストーリー」が私にとって印象深い作品なのだが、これら現代のニューヨークを描いてきた監督が19世紀のニューヨークをどう描くの か、非常に楽しみにしていた。
で、結果、非常に面白かった。知的刺激のある作品だと思う。(KURO)